鬱猫のつぶやき

鬱猫が日々思っていることをつづります

Malware Data Science: Attack Detection and Attributionを読んだ

Malware Data Scienceを読んだ。

マルウェア解析のBasicから入り、機械学習の入門・マルウェア検知器への応用事例・深層学習のイントロダクションとその適用事例などが紹介されている。

機械学習のプロフェッショナルには正直物足りない内容だと思う。ある程度マルウェア解析の経験がある人で、機械学習の手法を取り入れた検知器を作りたいと考えている人向けかなと思った。

(ただ、マルウェア解析の経験がある人向けの本にしては最初の二章は正直余分な気がして、少しターゲットとしている読者層がよく見えない感じの本かなと思った。)

この本むけに筆者が作成したデータセットが公開されている。そこそこのデータ量があって結構遊べた。その遊んだ結果はまた後日投稿しようと思う。